SETI@homeから一歩踏みだす

SETI@home

Search for Extraterrestrial Intelligence

    世界中のコンピュータの空き時間を使うスーパーコンピュータプロジェクト:SETI@homeはまだ地球外の知的生命体から送 られているかも知れない信号の検出に成功していません.失敗なのでしょうか?
    そうでは有りません.知的生命体からの信号を見いだす確率は,実に地球人類の存続時間に比例するのです.つまり宇宙人との遭遇は地球に向かって信号を送っ てくれている地球外生命体の責任と言うよりは,人類が絶滅を避けてどれほどの期間高度の文明を維持しえるかによっています.まだまだ時間がかかるのです.

この遠大な計画では,現実に実りを手にできるのはもっとずっと先でしょうか?

    そうでは無いようです.このような,「世界中のコンピュータをインターネットで結んで個々の機関では決して実現できないような大きな仕事を共同で実現す る システム」が実際に動作し得るか?と言うテーマに素晴らしい答えを出し続けています.SETI@homeは今や最も高性能のスパーコンピュータの一つと なっ ています.素晴らしい成果を得られる事を日々実証しまし続けています.


BOINC登場

Berkeley Open Infrastructure for Network Computing

    このような素晴らしい性能のスーパーコンピュータを宇宙人を捜すだけに使っているのはもったいないと思います.
    例えば,コンピュータシュミレーションによる地球の気候変動予測, 物理学の地平すなわち私たちの存在の根源に対す る理解を広げる,パルサーを起源とする重力波の検出たんぱく質が関係する疾病の克服に向けた研究等, SETI@homeが開拓した手法を広くスパーコンピュータを必要とする研究に応用しようとするプログラムが書かれました.それがBOINCです. BOINCでは一台のコンピュータで複数のプ ロジェクトに貢献することもできます.夢と同時に現実にも貢献できます.同窓のみなさまの協力を得ている望星ナインズの会SETI@homeプロジェクト もBOINCへ移行していま す.
以下の表ははHTOKAI Universityチームの各プロジェクトへの参加状況です.より多くのプロジェクトでHTOKAI Universityチームが活動できるようにご協力ください.

SETI@home
Team  HTOKAI University
Predictor@home
Team  HTOKAI University
Einstein@home
Team  HTOKAI University
climateprediction.net
Team  HTOKAI University

2005年8月4日